ROBITAは、人間同士の会話に自然に参加することを目的として開発されたロボットです。
それまでのロボットは、人とロボットの1対1の対話を指向したものであったのに対し、人同士の対話は複数人が集まって行うことが日常的に行われます。我々は複数人が集まって行う会話を「グループ会話」と呼び、それに自然な形で参加できるロボットとしてROBITAの開発を行いました。
ロボットが対応するべき人(ユーザ)の人数が増えただけですが、これにより問題は著しく難しくなります。例えば、1対1の対話ではユーザの発話はすべてロボットに向けられていることが前提とできましたが、グループ会話では誰が誰に話しかけたかを理解する必要が出てきます。また、どういったタイミングで話しかけるかを判断するための会話内容の理解なども必要になります。これらを実現するために以下の研究を行いました。
・顔方向認識(誰へ話しかけているかの認識)
・音源定位(誰が話しているかの認識)
・会話内容理解(会話の流れの理解)
ROBITAは1999年、NTT-ICCで行われたロボット展をはじめ、展示会や新聞、テレビ等で紹介されました。
| パターン認識・音響信号処理 | |
| ヒューマンインタフェース・アプリケーション | |
| ロボット | |
| コミュニケーション活性化プロジェクト | |
| ROBISUKE | |
| ROBITA | |
| 小林哲則プロフィール |
早稲田大学 理工学術院 情報理工学科、知覚情報システム研究室教授プロフィール詳細はコチラ |